ショックコントローラー奮闘記


・エアーグッズ第2弾!ランチョのショックコントローラー「RC9000」を装着しました。
*「RC9000」は車内でショックRS9000(X含む)の減衰レベルの無段階調節が出来る優れものです。

・これがRANCHOのショックコントローラー「RC9700」です。
左がコンプレッサー、右がコントロール部分となります。


前の愛車「スターワゴン」に装着していた物を、下取り時に取り外して大事にしまっていました。実に4年ぶりの再会です。
以前はRS9000(5段階調整)でしたが、今回はRS9000X(9段階調整)を車内で無段階調節出来るとても便利な代物です。
・まず、「コンプレッサー」の取り付け場所を色々探します。

スターワゴンの時は、車内のトランスファーケース?に付けてましたが作動時にうるさいので、出来れば車外にと思い場所探し・・・

まず、ボディー下部に潜りましたが、雨天時の水害が心配なので他を探す事にします。
とりあえず次にボンネットを開けて見ると、エンジンルーム内部に適当な場所を発見!多分何かを取り付けるステー(ルーム内に左右対称2つ)だと思いますが、折角余ってるみたいなので使っちゃいます。
嬉しい事に「ネジ」も切ってありました
・ここで問題が・・・コンプレッサーの取り付けネジは左右で上下にオフセットされて付いているので、このままでは一カ所しか固定出来ません。
そこで車庫を漁ってアルミのアングルを発見!これでステーを作ります。
・ステー完成!コンプレッサー取り付けネジは上下にこれだけの差が有ります。
・う〜ん、ちょいと斜め?でも、良し!としましょう。どーせ見えないし。
・フタをして取り付け終了!。でも、これからが大変・・・
・初めは、コントローラー部を「トランシーバーの上に両面テープで着けよう」なんて安易に考えてましたが、裏面の配管と操作時の力のかかり具合を考慮して、「コインホルダー君」「カードホルダー君」共に犠牲になってもらうことに決定しました。ナンマンダブ〜・・・

こんな所にコインなんて置いた事ないしね〜♪
・「思い立ったが吉日」で、とっとと始めます。
まずは、センターフロアコンソール(だっけ?)を取りはずします。
・左右2個づつのピンを抜けば簡単に取り外せます。
・取り外したの「図」。コインホルダー君は裏から押せばポンと取れます。
カードホルダー君はネジを4本外せば取れます。
カードホルダー君は「もったいない」ので、どこか別の所に付けたいと思います。
・コントロール部が入る様に、線に沿って切り抜きます。
今回私は「ホットナイフ」を使いました。
・無事、切り取り終了!
本日、カミさんが不在だったのが「なにより!」です。
・コントロール部をはめ込み、上部2ヶ所をビス止めして取り付け終了。
お〜っ!なかなかの出来!
・本体の取り付けがほぼ決まった所で、いよいよエアホースの配管です。
昔の事ですっかり忘れたので、説明書を探すと・・
あ゛〜っ!
宝の地図じゃありません・・・説明書です。
車庫にネズミが住んでるみたいで、色々かじられてます(T_T)

退治せねば!
・続いてエアホースの分岐を取り付けます。エンジンルーム内は「ホースでゴチャゴチャ」になっちゃいますので、床下のエアコンコンデンサー横に取り付けました。
・まずは、コンプレッサーから分岐までのエアホースを配管します。
・とりあえず、ショック以外のエアホース配管は完了!
・車内へのエアホース引き込みは、助手席内部ステップのグロメットを使いました。
・なんとか4本のエアホースとコンプレッサー駆動用の電源をコンソールまで引きました。
エアホースは、引き込む前に2本ずつフロント用とリア用に分けてまとめると、メーターへ取り付けの際に間違わずに済みますよ。
くれぐれも「右用・左用」で分けない様に
・無事取り付け完了。まるで純正の様な仕上がり!満足満足。
残るは各ショックへのエアホース配管です。
・ショックからの配管は、この調整ダイアル部を交換します
・ダイアルを外すと、中には「ピストン」が有りこのピストンの押し込み量で減衰力を可変します。
・取り外した「調整ダイアル」です。
左のが「目盛り1」、右のが「目盛り9」の状態で、目盛りの数に比例して押し込み量が増えていく構造です。
・コントローラー用のホース接続アダプター?に交換したところです。(リアショック)
・フロントショックのダイアルも同じく交換します。
・こんな感じ・・・
これで完成!と思いきや・・・コンプレッサーを回してもメーターの目盛りが上がらない?どこからかのエア漏れみたい(T_T)
この日は時間切れの為、明日はこのまま出勤です。
圧が「0」ってことは、ダイアルで「1」・・・
フワフワの観光バス状態でした。(酔いそう)
・後日、各配管のチェックをしたのに原因が不明・・・
最後の手段に各ショック部の末端を塞いで、コンプレッサーON!
・お゛お゛〜っ!ついに原因究明!やっと圧が掛かりました。
早速、ショック接続部の対策に取りかかります。
・これは9000Xに元々付いていたパッキン。
材質はプラスチックの様な?触った感じ「気密性無し」
別の材質を検討します。
・車庫をあさると・・・薄手のゴム板が有りましたので、これを利用しました。
ハサミでカットして、元のパッキンから穴の位置をコピー。
・穴をくり抜いて(ちょっと雑ですが)完成!
・一カ所にパッキン一枚で取り付けたら、エア漏れ!
取り付け部のピストン穴経が9000と9000Xでは微妙に違うみたいで、2枚重ねでなんとかクリア。
これで「完成!」と思いきや・・・(またかい)
フロント部のエア漏れが止められず、本日も時間切れ(T_T)
続けてリア部も漏れやがった・・・

後日、自作パッキンは止めて、水周り用のOリングをはめて再挑戦!
でも、半日でOUT・・・(加減圧時、ピストンに噛みこんで亀裂が入るみたい)

こりゃ最終手段(始めからやっときゃよかった)シリコンコーキングで完全密封し24時間待つ事に
結果、漏れない!

見事攻略しました!(長い道のりだった・・・)

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